
手術当日流れ準備FUE体験
植毛手術当日の流れ|朝から夜までの1日を医師が徹底解説
植毛手術は1日仕事
FUE植毛の所要時間は移植グラフト数により異なりますが、2,000〜3,000グラフトの標準的な手術で朝9時入室〜夕方17時退院が目安です。術前検査・準備・休憩を含めると、丸1日のスケジュールとなります。
術前日の過ごし方
食事・飲酒
- アルコール:術前24時間は禁止(出血リスク)
- 食事:通常通りでOK
- 水分:十分に摂取しておく
薬の管理
- 血液をサラサラにする薬(アスピリン等)は医師の指示に従う
- サプリメント(ビタミンE、魚油)も出血を助長するため控える
睡眠
- 6〜7時間以上の睡眠
- 寝不足は痛みを感じやすくし、回復も遅らせる
その他
- シャンプーで頭皮を清潔に
- 整髪料は一切つけない
- 当日の服装は前開きのシャツを用意
手術当日のタイムライン
8:30〜9:00 来院・受付
- 保険証・同意書の最終確認
- 体調のチェック(発熱・風邪症状がないか)
- 更衣(手術着に着替え)
- 貴重品は預ける
9:00〜9:30 術前処置
- 血液検査の最終確認
- 血圧・脈拍の測定
- マーキング(生え際のライン・移植範囲をペンで描画)
- 写真撮影(術前記録)
- 医師との最終デザイン確認
9:30〜10:00 麻酔
- 後頭部(ドナー部)の剃毛
- 局所麻酔の注入(最も痛みを感じる工程。約10〜15分)
- 鎮静麻酔を希望する場合はここで投与
- 麻酔が効くまで15分程度待機
10:00〜12:00 ドナー採取
- 後頭部から1グラフトずつ採取
- 2,000グラフトで約2時間
- 患者はうつ伏せまたは座位
- 音楽を聴く、Netflix視聴など自由に過ごせるクリニックも
12:00〜13:00 昼食休憩
- 軽めの昼食(クリニックから提供されることも)
- トイレ
- 一旦体を起こしてリラックス
- グラフトは専用の保存液で管理
13:00〜13:30 移植部の麻酔
- 移植部(前頭部・頭頂部)への局所麻酔
- デザインの最終確認
13:30〜16:30 移植(植え込み)
- 極細の器具で1グラフトずつ植え込み
- 2,000グラフトで約3時間
- 患者は仰向け〜座位
- 会話・音楽視聴などリラックスして過ごせる
16:30〜17:00 術後処置
- 移植部の保護(抗生剤軟膏塗布)
- ドナー部のガーゼ固定
- 術後の注意事項説明
- 薬の処方
- 術後の写真撮影
17:00 退院
- 帰宅(タクシー推奨、公共交通機関は避ける)
- 術直後は軽い違和感・腫れ
手術中の体験談
痛みについて
- 麻酔注射時:チクチクする(10〜15分)
- 採取・移植中:ほぼ無痛
- 術後:鈍い違和感(鎮痛剤で対応)
体勢
- 長時間同じ姿勢で疲れる(首・腰)
- クッション・体勢変更を適宜要望可能
- トイレ休憩は遠慮なく
食事・飲み物
- 昼食提供があるクリニックが多い
- 水・お茶は自由に飲める
- カフェインは控えめに
暇つぶし
- スマホ・タブレット持参OK
- ヘッドフォンで音楽視聴
- 映画・ドラマ視聴(Netflix等)
付き添い・交通手段
付き添いは必要か?
- 必須ではないが推奨(帰路のサポート)
- 術直後は鎮静の影響で判断力が低下することも
帰路の交通手段
- 推奨:タクシー
- 避けるべき:
- 自動車の自己運転(鎮静剤の影響)
- 満員電車
- 徒歩での長距離移動
遠方から来院の場合
- 前日にビジネスホテル宿泊
- 術後1泊してから翌日帰宅が理想
- クリニック提携ホテルの活用
術後当日の過ごし方
帰宅後
- 軽い食事
- 指示された薬を時間通り服用
- ぬるま湯で軽く顔を洗う程度(頭は洗わない)
- 早めの就寝
寝方
- 必ず仰向け(枕を高めに)
- 移植部を枕に押し付けない
- 2〜3日間は同じ姿勢を意識
避けるべきこと
- シャワー(頭部)
- 入浴
- 飲酒
- 激しい運動
- タバコ
よくある質問
Q. トイレは自由に行けますか? A. はい。数時間ごとに休憩を挟みながら進めます。遠慮なく申し出てください。
Q. 途中で気分が悪くなったら? A. すぐに医師に伝えてください。休憩・中止も可能です。
Q. スマホは使えますか? A. 基本的に使用可能です。ただし採取中は頭を動かさないよう注意が必要です。
Q. 食事制限はありますか? A. 昼食は通常の食事でOK。ただし熱すぎる・辛すぎるものは避けるのが無難です。
まとめ
植毛手術は「長時間かかるがリラックスして過ごせる1日」です。事前に流れを把握しておくことで、当日の不安が大幅に軽減します。持ち物(スマホ、充電器、ヘッドフォン)を準備し、心身ともにベストな状態で臨みましょう。
免責事項:本記事は医療情報の提供を目的としており、特定の診断・治療を推奨するものではありません。治療については必ず医師にご相談ください。



質問・コメント